広島市「横田印房」店長タガー(田頭)の「目指せ!ハンコ職人への道」

初めまして、横田印房の店長タガーこと田頭です。  横田印房に勤め始めたのが、2008年。 ハンコ職人の道へ進もうと思ったのが2014年、32歳の時。 友人の「タガーのハンコが欲しい」と言われたのがきっかけ。 日々、ハンコ職人を目指して、奮闘中!!

2014年09月

こんにちは、横田印房の店長タガーこと田頭です。
今日はホームテレビさんが当店に取材に来てくださいました。

老舗を取材したいとのことで、
以前よりお話しいただいていた取材。

職人さんの取材が多いのですが、
今日は当店の社長、横田が取材対象。

まずは当店の雰囲気を制作進行の方に伝えます。
壁一面の認印について説明をしています。



カメラさんは店内を撮っておられます。
僕がカメラを向けているけど、撮られてないかな?w




いつどんな時でも冷静沈着に仕事を進める澤本(左)

テレビ取材中であってもいつも通り粛々と仕事を続けていきます。


準備している所の社長をパシャり。
少し緊張している様に見えます。
頑張れ、社長‼︎



そして、取材が始まりました。
今回の取材は彫っているところを撮りたいそうなので、
社長が丁寧な仕事をしているところをカメラが撮っています。

これが撮影現場


仕事をしている社長を撮っているカメラさんを撮っている僕。
という早口言葉みたいな状況。

彫っている所もしっかり撮って頂きました!

この放送はまだいつになるか決まっていないのですが、
わかり次第また連絡をさせて頂きます。

少しは臨場感が伝わったかな?
どんな内容になるのかドキドキします。

あ、言い忘れていましたが
Jステーションの枠内で放送されるそうです‼︎
(2014.9.29)

今日は悔しい事が一件ありました。

認印を買いに来られたお客様。
当店の製作工程が一杯でどうしても受注する事ができません。

お客様も急いでおられる様子で、同業他社にも連絡をしてみたんですが
どうしてもすぐお渡しすることができません。
認印の棚
これだけ認印の在庫があっても、まだまだ無い名字がある。
日本ってすごい名字の数があります(^^;

説明をすると、「しょうがないねぇ」と一言。
帰られる背中を見ていると、申し訳ないやら悔しいやら。

印章と言う大事なモノを作っているので、作るには時間がかかるのですが、
認印は、横田印房にならある!
と思って来てくださるお客様の気持ちに応えたい!

お客様の気持ちにさらに応えられるように
今日の悔しい気持ちをぶつけていきます!

もし、認印の問い合わせがありましたら、
0120-441-805へご連絡ください!

 

(前回のつづき。前回はこちら

25歳に横田印房へ入社。

入社の経緯は、辞める営業さんがおられるので、その後任として。

最初は引き継ぎ。
取引先に挨拶をさせていただいたり、
商品の配達で先方へ。

外回りに慣れてくると、
今度は店内でハンコの勉強です。

実印とは?
銀行印とは?
認印について

など、知識を学びました。

印影についても学びます。
職人の手仕上げや機械彫りについて。
篆書-山口百恵


 
こういう勉強をしながら、店頭で接客をしながら、
印章の説明をして購入のお手伝いさせてもらいます。

この接客と言う仕事が僕には合っている様で、
お客様との話や質問に答える事がすごく楽しかった。


印章と言うのは、不思議なもので
大事なものではあるんだけど、
人生で一回か多くて二回ぐらいしか買わないもの 。

なので、お客様はあまり詳しく印章の事を知らないんです。
知らない事を分かってもらい、
納得して買って頂く。

これが僕の中でいつしかテーマになりました。

いかに理解してもらおうか、
こうした方が分かってもらいやすいんじゃないか?

こういう事を考える日々が続きます。


そのうち、FacebookなどのSNSも使うようになり、
当店の近況を発信するようになっていきました。


SNSなどを使っていると全国に友達も出来ていき、
その友達の所へ遊びに行ったり、
お互いの仕事について熱く語ったりもしました。

もちろん、広島でも頼りになる友人が沢山出来て、
困ったら頼ったり、
一緒に遊んだりと少しずつ人間関係を広げていきました。

 
この様に仕事をして、入社から7年目を迎えました。
7年目、今からだいたい1か月前に友人から

「印章をタガーから買いたい。彫ってもらえない?」 

この申し出はとても嬉しかった。
ただ僕自身、ほとんど印章を彫ることは勉強していなかったので受けることができなかった。

そして、同時に今までなんとなく目をそらしていた答えに対して、
解答をしなければいけないと思った瞬間でした。

印章を彫れる様になる
ハンコ職人になる!!

印章店に勤めているのに、印章を彫る事ができないなんて本当の営業ではないのではないだろうか?
自分自身のこれからを考えるうえでとても大事な決断でした。


当店には印章彫刻師50年の職人、林田がいます。
その姿をずーっとみていると職人と言うのも良いなと前々から感じていました。

そして、何より僕から印章を買いたいという言葉。
僕自身が彫れる様になりたい。
そう思うようになったのです。


このブログは、今何の技術も持たないタガーこと田頭が
印章を彫れる様になるための勉強をしながら
横田印房で起こるお客様との出会いや出来事などを書いていきます。

もちろん、考え方も書いていきます。

何かを極める為の行程を、
一緒に歩んでもらえたら嬉しいです。 

広島市のハンコ屋さん店長タガーこと田頭です!


明治1896年、創業118年の横田印房で 
ハンコ職人を目指して、日々精進しています。

外観タテ2
【当店の外観】


こんな老舗にどうして僕が入れたのか・・・。
どうして、職人になろうと決意したのか?


自己紹介も兼ねて書いてみようと思います。


入社するきっかけは、太極拳教室で社長と知り合ったこと。

その当時、僕は25歳。
公務員試験を受ける為、勉強していました。


勉強しているとどうしても運動したくなる。
というか気分転換も兼ねて、運動がしたい!!


激しい運動は筋肉痛で動けなくなると思ったので、
「太極拳」ならゆっくり動くし、健康増進にも繋がり一石二鳥!!
そんな訳で太極拳教室へ参加していました。



公務員試験。
一般的に言うと、堅いお仕事。
一生くいっぱぐれの無い職種です。


僕は、25歳当時、自分が何をしたいのかさっぱりわかりませんでした。
というか、働いている自分の姿が想像できない(´・ω・`) 


「公務員試験を目指しています!」
と言えば、周りからの批判をかわすことが出来ます。
まさに、 逃げの選択の結果・・・



こういう気持ちで試験勉強をしているので結果はもう分かりますよね・・・。
もちろん、受かるはずがありません。

これが二度目の受験だったので、現実が目の前に チラつき始めます。
就職活動をしなければいけない・・・


そんな矢先に、社長から
「横田印房で一人社員が退職をするので田頭君、働いてみない?」 
という夢のような言葉をかけてもらいます。


渡りに舟!


なのですが、公務員試験に落ちている僕は筆記試験を受ける勇気がありません。

社長へ
「筆記試験はありますか?無ければ入らせてください!!」
という今なら考えられないくらいぶっ飛んだ発言をしたと記憶しています。

・・・当時の自分、どんだけ筆記試験怖いんだよ。
入れなかったらどうするんだよ、冷や汗もんの回答(;´Д`) 


ありがたいことに、筆記試験は無く、面接のみ。


当店で面接して、お隣の中華料理「八八」 さんでお昼をご馳走になり、
入社の運びになったと記憶してます。 


こうして、横田印房へ入社しました。
入社するまでの話が長くなったので、続きは次回に(^^)ノシ  (続きはこちらから)

54
【当店の職人、林田が印を彫っている姿】


こんにちは、横田印房の店長タガーこと田頭です。
ハンコ職人になることを決意しました。
周りに決意表明していると、ある人より
「どうやったらハンコ職人になれるの?」
と言われたので、まとめてみました(^^)

ハンコ職人になるには三つの方法があります。

  1. 職業訓練校に行く
  2. 印章店に働きながら、学ぶ
  3. 独学

1.職業訓練校
職業訓練校は横浜にあります。
横浜印章事業共同組合によって設立された職業訓練校。
日本全国から生徒たちを受け入れて、技術を教えてくれる訓練校です。

2.印章店で働きながら、学ぶ
僕の場合はこれ。
技術のある印章店で働きながら、技術を身につける方法。
職業訓練校に行けない場合はこの方法です。
家業を継ぐ後継者もこの方法で学ぶ事が多い。

3.独学
印章の知識を学び、彫る技術を身につける。

ハンコ職人になるためには、弁護士や医者の様な国家資格は必要ありません。 
自分の努力と経験でなることが出来るのです。
なることはできますが、技術の習得が欠かせません。

・布字
・刀の使い方
・刀の研ぎ方
・篆書の勉強

などなど、学ぶことは沢山あります。


当店の職人も齢80を超えて、毎日が勉強だと仰っています。


ハンコ職人になる大事な要素は、
コツコツと技術を磨き続ける情熱と努力。

自分で考え、
実践して、
一つ一つモノにしていく。

そういう事をコツコツ繰り返して、
ハンコ職人を極めていくのだと思います。


一番最初にある写真は、当店の職人林田さん。
印を彫っておられるところです。
印に向かって真っすぐ。
こういう職人を目指して、頑張ります!!

↑このページのトップヘ