広島市「横田印房」店長タガー(田頭)の「目指せ!ハンコ職人への道」

初めまして、横田印房の店長タガーこと田頭です。  横田印房に勤め始めたのが、2008年。 ハンコ職人の道へ進もうと思ったのが2014年、32歳の時。 友人の「タガーのハンコが欲しい」と言われたのがきっかけ。 日々、ハンコ職人を目指して、奮闘中!!

2014年10月

こんにちは、横田印房店長のタガーこと田頭です。

昨夜も仕事が終わってから、独り仕上げ刀を研いでいました。

・・・全然うまく研げないんです。

こうかな?
あぁかな?

考えながら、研いでいると刀がドンドンいびつになっていきます。

具体的に言うと、平べったくならないといけない刀が
曲線になってしまってるんです。

原因は完成形のイメージできていないこと。
なんでもそうだと思うんですけど、こういう形にする!!

という明確な目標があると、そこを目指してできますよね?

今の僕は、仕上げ刀をどの様な形にしたらいいのか
イメージしきれていないんです。
ここは明日への課題ですね。


それと、迷ってしまったら研ぐのをやめるというのも大事だと痛感しました。

考えて、研ぐ
考えて、さらに研ぐ
いびつな形になってしまう

というダメな結果になってしまった今日。
こういう迷いが出てくる時には彫らない。

一度、研がずに刀のイメージを想像し直す
時にはこういう事も必要になるんだと思います。


なんか人生を教えてもらっている気になります。

イメージして、行動する

やると決めたら、ゴールを設定してやってみる。
一度、そのゴールに到達したら反省して、次へ活かす。
ダメと分かった時には、決断してそれ以上しない。

やめる勇気も必要。
今日はこれを学びました!!
(2014.10.22) 



こんばんは、横田印房店長のタガーこと田頭です。

日曜日に講習会で習った刀を研いでいます。
一番大事な仕上げ刀がまず出来ないと全てが進まないから‼︎

砥石と向かい合って、仕上げ刀を研ぐのですが全然刃が出来上がらない。
それどころか、ドンドン先が太くなり刃とは程遠い状況に(・_・;


すぐ社長にどうしたらいいか相談。
「刀の立て方が足りなくて、刀に違う面が出来始めているのが悪い」
「もう少し立てて研ぐこと」

とアドバイスをもらいました。


その後もずーっと砥石と向かい合って、研ぐ作業が続きます。

一本くらい仕上げ刀はダメにするくらい研いでしまうもんよ
それくらい、難しいのよ。

って講習会でも言われたけれど、
本当に難しい。

どの様に刃を作っていいのかわからないので本当に手探り。

とりあえず、この形で行こうという形になったと思うので、
ここから刃をつけるために細かい砥石にして研いでいこう!

と思った矢先で夜も更けたので、今日の作業はここまでとなりました…
せっかく調子が出てきたのに( ̄◇ ̄;)

また、明日、この続きから。
先輩たちはことも投げに研いでいたのってすごいことだったんだな
改めて、感じました。

(2014.10.21)

こんにちは、横田印房店長のタガーこと田頭です。

昨日、印章講習会に行き、刀の研ぎ方を学んできました。
そこで、感じたのは先輩たちの道具への熱意。


刀のそり具合や角度にまでこだわっている姿
 自分が使いやすい様に工夫している刀
 互いに情報交換をしている会話


こういう姿を肌で感じると一日も早く僕もハンコ職人になりたいと思います。

そのためには、自分の刀をまずはしっかりと仕上げて、使えるようにしないといけません。
昨日の講習会では基本の部分しか完成させていないので、
砥石の粗いものから中くらいの粗さ、細かい砥石と刀を完成させていきます。


自分の刀を仕上げる


というのが目標。

具体的には、仕上げ刀を仕上げる!

仕上げ刀が出来れば、最低限印章を彫る事が出来ます。
(正確には整える事ができるんです)

 そのためにも頑張って行きます(^^)
(2014.10.20) 

今日は印章の講習会。
待ちに待っていた1日の始まりです!

広島、山口、岡山の職人が腕前アップのため、
講習会に参加、その数総勢15名!!

他の職人さんは文字を書いたり、印章を彫ったり、職人同士で情報交換したり。
それぞれに思い思いのアプローチで技術向上を目指していました。

僕は今日、一つ目標を持って講習会へ。
それは印刀の作り方を学ぶ。
そして、自分の印刀を作ること‼︎

印刀は、職人の一番大事なものなのです。

刀の角度
柄を巻く材質
刀の長さと柄の組み合わせ

小さなことまで挙げたら職人の一人一人で刀は異なってきます。
刀について試行錯誤をしていく。
それがハンコ職人でもあるのです‼︎

その入り口に僕も立っているんです!


周りのみなさんが集中している中、僕も濱口さんに教わりながら、
自分の印刀を作ります。
濱口さんは三次の職人さんで、かなりの経験値をお持ちなので
耳をダンボにして、やり方を聞きました



まずは、印刀、柄、半紙を用意。
半紙は上側の柄部分と刀の間に挟み込みます。

その時に印肉(朱肉の赤い部分)を半紙を巻く刀の金属部分に塗っておきます。
濱口さんが言うには、刀を研ぐ時につく水に対して錆止めの効果を発揮するんだそうです。
ということで、印刀、半紙、刀の写真。

次に刀を挟んだ柄の部分に藤のツルを巻きつけて行きます
(昨日、準備しといたアレです!)

写真はツルを巻きつけている所
写真を見ると、刀、半紙、柄となっているのがわかると思います。
グルグルとツルを巻いていきます。
湿っているツルが乾くと、ギュッとしまって外れなくなるんです。

濱口さん曰「そんなにギューギュー巻かんでもよろしい」
僕がきつく巻こうきつく巻こうとしていたから、注意をもらいました。


間違えない様に丁寧に作業をこなして、一本目がまず完成。

初めての自分の刀が出来ました。
自分で作りました・・・。
なんとも言えない愛着が刀に湧いてきます。
自分の刀、いい響きですねw
ただ、感情に浸っていると残り6本が出来なくなるので
感動もそこそこに次の刀を作りにかかります。
あ、ピヨ〜ンって飛び出ているツルは後でハサミでチョキンと切るからご安心を( ´ ▽ ` )ノ


さぁ、次の刀を作りにかかります。
右側にあるのが印肉。錆止めに刀につけます。

というわけで、別角度から!
3本目を作成中。
手前のタライに藤のツルを入れておいて湿らせておきます。

3本目も終了させ、4本目の刀に半紙を巻いている所。
この作業をしていると職人の先輩たちが声をかけてきてくれます。

うまくやってる?
これをこうやったらいいからな!

みたいな感じで困る前にいろんなアドバイスが飛んでくる環境。
先輩、ありがとう!
それに応えるべく、集中して刀を巻いて行きます。


で、不格好ながら5本完成。
濱口さん曰く、「刃が太い刀は必要ないけいけぇ、作らんでええよ」と言われたので
残り一本は帰ってから作ることにしました。



刀の上側はもっと手前にした方がいい。
下側に出ている金属部分は柄に隠した方が良い
藤のツルの巻き方は俺がやっているのはこういうやり方だよ
藤のツルではなくて、タコ糸を使う、皮を巻いた方が滑らない
など先輩たちがドンドンドンドンアドバイスをくれます。


言っていることがみんなバラバラ∑(゚Д゚)

なんて驚いてちゃいけません。
だって職人は自分のやりやすい様にどんどん道具を工夫していくんです。

なのでアドバイスもその職人の工夫の結晶。
惜しげも無く、教えてくれるのは同業者というより

「良い印章を彫る」

職人を育てようとするハンコ職人の魂、心意気だと感じました。

僕も職人の世界に入ろうとしているわけで
みんなで成長しようという心意気が伝わってきます(*^_^*)


刀を巻き終わったら、次は研ぐ作業。
今まで見ていた刀は実は刃がついていないんですね。

砥石でガリガリと研いで刃をつけて行きます。

研ぐという作業はものすごく大事で
言い換えるならば、自分が使いやすい道具を作って行くということ。

僕はまだ刀の使い方云々がわからないので濱口さんに聞いたとおりのやり方で刃をつけていきます。
いずれは工夫していかないといけないですけど、まずは基本通りに!

周りに見守られながら(?)の作業風景w

研ぐ作業を講習会中にする人がいないのでみんな僕の所に来てアドバイスをくれたり、
実演して間違わない様に注意をしてくれます。

刀がきちんとまっすぐ研げているか確認。
刃の部分が曲がっていないか確認している写真。
うーん、写真では伝わりにくいかも( ̄◇ ̄;)


チェックしては研ぐ
チェックしては研ぐ

の繰り返し、5時間軽く経過。
あっという間でした。

その間、先輩たちのアドバイスも沢山もらいました。

・研ぐ時には当たり(おそらく刃をつけたい場所)をつけて研ぐこと
・返しを見るためには爪に刃を当てて見ると良いこと
・小指を立てて、研ぐ時にぶれない様にすること
・砥石と刃が垂直になる様に研ぐこと
・刃個人個人で使いやすい角度があるので、だんだんとその角度を探すこと

など沢山アドバイスをもらいました。


この研ぐという作業は自分自身の気づきも多かった。

ちゃんと研げていると砥石と刀の音が毎回同じ様な音になる
押す時、引く時に自分の癖が出るので刃がいびつになってしまう。自分の癖を見抜くこと
(僕は引く時力が弱いので、引く時注意して研ぐ)

同じ作業でも、集中してやっていると気づくことが多いのです。
今日の作業は、荒い目の砥石で刀の形を作るだけの作業。
ここで今日の講習会は時間切れ。

明日からは自分で目の細かい砥石を使って、刀を仕上げることに。
社長や職人の林田さんに困ったら、相談しながら仕上げていきます‼︎


今日の成果がこの写真。
刃がとんがっているでしょ?
これを明日からはさらにキメの細かい砥石で仕上げていきます。
今日頑張ってくれた砥石君にも感謝‼︎
(2014.10.19)

こんばんは、横田印房のタガーこと田頭です。

明日はついに印章の講習会です。
今までは模写などで本格的に印刀を持ったり、彫ったりしていませんでした。
それは、この講習会で1から学ぼうと考えていたからです。

講習会には広島のハンコ職人の先輩たちが沢山来られるので
職人駆け出しの僕には、色々聞く絶好の機会‼︎

一番聞きたいのは、印刀を作ること。
ハンコ職人の基礎の基礎。
そして、一番大事なことでもあります。

問屋さんに印刀を注文したら、
印刀はバラバラのまま、納品されて来ました。

こんな風に
左側の刀は1号から6号という刀。
1号は細く、6号は太くなっている刀で彫る場所によって使い分けます。
広い場所は6号、ほそいところなら1号という具合。

このバラバラになっている刀と柄を巻きつけるために使うのが
この藤のツル。


このツルを使って、印刀と絵の部分を巻きつけます。
それを明日の講習会で学ぼうと思っているんです(^^)


ただ、この藤のツルを乾いたまま結んでしまうと、
うまい具合に巻けないと社長にアドバイスをもらったので水に浸します。

水を入れてます。

持っているツルを、

ボチャーン

水に浸しておきます。

明日の講習会のために下準備もバッチリ。

気持ちを引き締めて、明日の印章の講習会で基礎をしっかり学んで来ます(*^_^*)
(2014.10.18)

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