こんばんは、職人になるためには篆書(てんしょ)の文字を知ることが大事。
そう感じる横田印房、店長のタガーこと田頭です。


篆書とは、始皇帝が中国全土を統一した時に、
各地にあった文字の中から正式な文字として統一された文字。

公式文書に使う事が義務付けられた権力の象徴です。
そこから、現代の実印に篆書が使われるようになっているんです。



今日学んだ字は、「川」
今日学んだことをメモした用紙↓。
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今回、川を調べるきっかけは、
川と言う字にいくつかの種類があると気づいたから。

「川」と言う篆書は、
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・3つの棒線の間の間隔
・3画目の最後の部分が、はらっているのか、はねているのかの違い
・太さが違う

という所が違っていました。


「川」単独の名字はほとんどないので、ほとんどが他の漢字と組み合わさります。
その文字によって、川の棒の間隔が変化します。
(でないと、印影がカッコ良くないからです)


さらに上側・下側の横のラインがそろっていないと不恰好になる事もわかりました。
メモに「そろっていないとかっこわるい」と書いてあるのはそういう意味。


一見、簡単な様な川がこれだけ異なる部分を持つとは想像以上で
とても楽しい(´∀`*)




「己己己」と書いてある「川」の篆書(てんしょ)
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これは「川畑」という印影を、読めなかったので調べました。
「己己己」で川と言うのは、見たことが無かった。

さらにこれも篆書(てんしょ)だと知って驚き。
当たり前ですけど、文字の世界はとっても奥が深いです!!
 

グニャグニャなっている「川」という篆書(てんしょ)をどう使うのか??
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篆書(てんしょ)の字典には、ぐにゃぐにゃしている篆書の「川」がありました。
どの様に使っているのか知りたくて、本を当たったら、
印影があったので、それを書き写したのが上の文字。


本当は小判型の印影だったので、
外枠が無いとやや不恰好(^^;



この印影を見た社長からちょっと違うんじゃないかな?というアドバイスをくださったので
改めて、調べて直してみました。


結果は、間違っていました(^^;

違いは
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・川の曲がる所は3回
・原の日みたいなとこの棒は突き出ない。


しっかり見ていたつもりで、肝心なところを見落としていました。

学んでいる今、こういう間違いをドンドンすることで
学習スピードを上げていきます。



ものすごく簡単な棒が3つだけの「川」でこれだけ奥深い。
文字と言うのは、身近にあるから忘れていますが、ものすごい道具ですね(^▽^) 


文字に対して、つねに真摯でありたい。
今日の学習で学んだ事でした(^^)